むし歯治療
歯を残す最後の機会
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通院時の年齢 48歳 性別 女性 通院回数 20回 通院目的 かぶせが取れた 処置内容 骨切除を伴う歯肉弁根尖側移動術 費用 外科処置11万円オールセラミッククラウン3歯39万6千円 デメリット 虫歯の治療だけでなく、歯周組織の治癒も待つので治療時間がかかる。また歯質が少ないので治療後破折しないように注意深く噛み合わせの調整を行う必要がある 備考 歯の条件によっては行えないことがあります。 -
コメント
右上の奥歯が脱離して来院されました。
深いむし歯を取ると歯ぐきの上に歯がほとんどない状態になりました。
虫歯の進行を表す指標ではC4(残根)で通常では抜歯が適用になります。
患者さんは歯を残せるならできることをしたいとのことなので、歯が少ないのでもう一度かぶせが入れられるように歯周組織の環境整備を目的とした歯周外科処置を行いました。
結果は歯ブラシを当てても出血のない健康な歯周組織に囲まれたかぶせを装着することができました。
患者さんも満足してくださいました。
むし歯が歯ぐきの下まで進むと多くの場合抜歯となります。
しかし残っている歯の量や根の長さ、隣の歯との関係性によっては、外科処置により歯と周囲組織の関係性を健全に改善することができます。